環境関連資格 / 検定

EMS(環境マネジメントシステム)審査員

Q10.第1者、第2者監査について

A10. 第1者、第2者監査
… 10.1 内部監査は監査実績となるか?

実績として認められる監査は、あくまでも「構築された環境マネジメントシステムの範囲全体のJIS Q 19011 (ISO19011)の手順に従ったJIS Q 14001(ISO14001)への適合性監査の全過程に参加した実績であること」が基本条件です。

内部監査は以上の要件を満たしていなくても、その組織の認証登録のための内部監査として実施している場合がありますが、CEARの要件とは異なりますので注意してください。

対象の内部監査が登録要件を満たす内部監査かどうかは「環境マネジメントシステム審査員評価登録申請の手引(AEF1101)」5.5項[図1]をよく参照し、合致するかどうか確認の上申請してください。ポイントはシステム全体の監査となっているか(独立性を担保したリーダー、初回会議、最終会議、報告書等)、及びJIS Q 14001(ISO14001)への適合性監査となっているか等です。

… 10.2 環境管理責任者はリーダーを務められるか?

監査の独立性・客観性の観点から自システムの監査リーダーを務めることはできません。ただし、自システムでも環境管理部門を含まない部門へメンバーとして参加した監査実績は有効としています。したがって、リーダー経験は他システムの監査リーダーを経験していただく必要があります。環境管理部門に所属する方も以上に準じます。

… 10.3 コンサルタントとしての監査は対象か?

コンサルタントとして環境マネジメントシステムの構築を指導したシステムの監査も対象となりますが、構築途上の監査は有効な監査としては認められず、構築から運用段階に入った状態で行われた監査(内部監査・模擬審査)のみが対象となります。また監査としての実績ですから、リーダー又はメンバーとして監査に正式に参加していることが必要で、指導は対象となりません。監査の独立性・客観性の観点から自システムの監査リーダーを務めることはできません。ただし、自システムでも環境管理部門を含まない部門へ メンバーとして参加した監査実績は有効としています。したがって、リーダー経験は他システムの監査リーダーを経験していただく必要があります。環境管理部 門に所属する方も以上に準じます。

… 10.4 証明資料として添付するマニュアルは全文必要か?

マニュアルは被監査組織がJIS Q 14001(ISO14001)に基づく環境マネジメントシステムを構築していることを証明する資料として提出していただくわけですので、被監査組織名及び制定、改訂年月日が分かる部分のコピーのみでも結構です。

… 10.5 マルチサイト個別の監査は対象か?

構築された環境マネジメントシステムの監査とは、原則として審査登録単位(予定を含む。)の監査です。ただし、既に登録済みのシステムの規模が大きく、個別のサイトがJIS Q 14001(ISO14001)に基づく完全なシステム(登録可能なシステム)を構築している場合は、個別のシステムの監査経験も1回の監査として対象となります。対象となる個別サイトは、サイト個別マニュアルを有する、地域の工場又は事業所等のサイトです。

証明する資料(監査した工場・事業所サイト単位毎に提出)
a) 当該サイトのマニュアル(又はシステム文書)の表紙及び環境方針
b) 当該サイトの経営層による見直し記録の監査時最新版の写し

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