社団法人 産業環境管理協会
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インパクト評価手法

インベントリ分析結果を特定の環境影響と関連付けることで、潜在的な環境影響の重要性を評価します。
本ソフトウェアは「日本版被害算定型環境影響評価手法(LIME)」に対応しています。また、従来手法である「Eco-indicator 95」「EPS法」「 Eco-scarcity法」や、ユーザー独自手法による係数の設定・影響評価も可能です。

  1. 環境負荷物質の発生による大気、水などの環境媒体中の濃度変化を分析する(運命分析)。
  2. 環境媒体中における環境負荷物質の濃度の変化によって、人間などのレセプタによる暴露量の変化について分析する(暴露分析)。
  3. 暴露量の増加によるレセプタの潜在的被害量の変化を被害態様ごとに評価する(被害分析)。
  4. 共通するエンドポイント(例えば人間健康)ごとにそれぞれの被害量を集約する(影響分析)。
  5. 最後にエンドポイント間の重要度を適用させることで環境影響の統合化指標を得る(統合化)。

<LIMEの概念図と評価対象範囲>

LIMEの概念図と評価対象範囲

 

LIMEによる特性化

これまでの研究事例を整理した上で、日本国内のLCA実施者に対して最も推奨することができる特性化係数が選定されています。

LIMEによる特性化

 

LIMEによる被害算定

「人間健康」、「社会資産」、「生物多様性」、「一次生産」の4項目を保護対象とし、これらが環境の変化により受ける被害量を表す被害指標を定義しています。しかしながら、多くのモデルやパラメータを活用するため、不確実性が増大します。

LIMEによる被害算定

*この例では、「人間の健康」「社会資産」については地球温暖化が、「生物多様性」「一次生産量」には資源消費の影響が大きい傾向が分かります。

 

LIMEによる統合化

コンジョイント分析を採用してアンケート調査の回答結果を統計解析することで保護対象の重み付け係数を得て、3種類の統合化係数を算定しています。

  1. コンジョイント分析から得た外部費用を測るための係数(ver.1)
  2. コンジョイント分析から得た無次元統合化を行うための係数(ver.2)
  3. AHPから得た無次元統合化を行うための係数(ver.3)

LIMEによる統合化

*この例では、「地球温暖化」や「土地利用」の影響が大きい傾向が分かります。