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2013年01月01日 新年を迎えるにあたり

明けましておめでとうございます。新年を迎えるにあたり、一言ご挨拶申し上げます。
昨年、当協会は創立50周年を迎え新たな半世紀への出発点に立つことができました。
これも会員企業や関係各位、そして本誌読者の皆様のご支援ご指導の賜物と深く感謝申し上げます。
昨年6月に開催された「国連持続可能な開発会議」(リオ+20)においては、グリーン経済への移行の必要性が再確認されましたが、難航する政府レベルの合意に対して、民間や企業レベルの持続可能な経済活動に向けての取り組みが注目されました。
中でも、環境負荷の可視化に向けての動きは、グリーンエコノミー実現に向けての確かな一歩であったと考えられます。
当協会は、公害などの環境問題への対応に関する調査及び研究、技術の指導及び情報提供等を行う組織として発足し、社会のニーズに対応して、環境関係の人材育成や出版、さらにはLCAや化学物質管理など「環境管理」全般に業務を拡大してまいりました。
本年4月には、公益法人改革に対応して一般社団法人に移行する予定ですが、民間の活動、特にサプライチェーン全体にわたる企業の環境負荷低減に向けての取り組みが地球環境対策をリードしようとしている中で、このような取組みを幅広く支援していくことが当協会の責務であると考えております。
過去50年にわたり、産官学の多くの皆様にご指導ご支援を頂いて培ってきた知見や経験を国内外で十分に活かし、また、昨年(財)クリーン・ジャパン・センターや(社)産業と環境の会と統合した総合力を活かして、地道ではありますが、社会のニーズに応えるよう「次の50年に向けて」全力を挙げて取り組んでいく所存です。
ここに、関係各位のますますのご発展をお祈りしますとともに、当協会への一層のご支援、ご協力をお願いし、年頭のご挨拶と致します。

社団法人産業環境管理協会会長 冨 澤 龍 一

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